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焼身自殺 
2012.01.15.Sun / 22:59 
1963年、6月11日、サイゴンのアメリカ大使館前で一人の僧侶が焼身自殺をした。



アメリカの傀儡となっていたゴ=ディン=ジェム政権が行なっていた仏教徒への高圧的な政策に抗議するためにティック=クアン=ドゥック師がガソリンをかぶって焼身自殺をしたのだ。
一つの動画がある。
件の気高き僧侶の抗議の映像だ。



これを見て思うところが幾つかある。
一つ目はガソリンを頭から掛けられている所を止めようとする僧侶を止めている警官達である。

まずアメリカ大使館前でこの抗議は行われたらしいのだが、大使館前で普通これだけの人数が集まれば警官は交通整理をするはずであるが、むしろこの焼身自殺する師を庇うように近寄ろうとする僧侶達を止めている。

そして2つ目は火をかけられた直後の警官達。
それまで僧侶達を止めていた警官達が一斉に振り返り、炎に包まれる師を見て立ち尽くすのである。

この僧侶や警官達は炎に包まれる師に何を思ったのだろうか。
炎に包まれながらも蓮華座を崩さず、焼かれて行くのだ。
普通、少しで火に触れるだけでも熱くて回避行動を取るのに、常軌を逸した精神力である。

最後に3つ目。
映像の最後では僧侶と一緒に警官達も深い礼をしているのである。

これは、きっと炎に包まれる師を見て、言葉に出来ない物を感じたからだろうと思う。
自身の命を以てしての抗議、私自身信心深い人間ではないが、もし、この場に居合わせたら呆然と立ち尽くすか、やはり他の僧侶と共に深い礼が出来るか、その程度だと思う。

ベトナム戦争は私が産まれるはるか前の出来事だし、焼身自殺をするくらいの酷い政策と言うのはどんなものかも想像もつかない。
しかし、それくらい身体を張らなければどうにもならないくらい酷い事をやられていたのだろう。
我々事なかれ主義の日本人には焼身自殺して抗議をするなどとても考えられないし、しないだろう。
もしかしたら一部の信心深い僧はやるかもしれない。

そう、少し調べたら焼身自殺と言うのは仏教徒の僧侶達にとっては禁忌ではないらしい。
まぁ、昔から即身成仏などもあったし、火によって清められる。
と言うのもあるのだろう。

なんというか、とても心に来る映像であった。
焼身自殺しろとは言わないが、今の日本も、このくらい信心深い人が居ても良いのかもしれない。
色々書きたいことはあれど、まとまらないのでこのくらいで留めておきます。
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柊

Author:柊
色々あって休学していた大学を復学し、だらだらと通っている20代の男でございます。

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